東京青山熊野神社にて、琉球伝統芸能を奉納しました。琉球古典音楽独唱「作田節」と琉球古典舞踊女踊「本貫花」の奉納は、凛とした空気を生み出し、上質な空間演出は、琉球伝統芸能の新たな可能性を見いだすことができました。
奉納神事は、東京青山の熊野神社にて執り行われ、関係者限定による神事は、凛とした空気を生み出し、心地よい緊張感が漂っていました。宮司による執り行いの後、琉球伝統芸能の奉納が行われました。
琉球古典音楽独唱「作田節」を祭壇に向い奉納演奏しました。その後琉球古典舞踊女踊「本貫花」を奉納しました。
境内は桜が満開しており、本貫花の「桜の花で首飾りをこしらえ、愛しい貴方へ差し上げたい」という純粋な女性の想いが相通じ、優雅な空間を創出しています。
その上質な空間演出は、琉球伝統芸能の新たな可能性を見いだすことができました。
歌三線 山内 昌也(やまうち まさや)
沖縄市出身、沖縄県立芸術大学大学院音楽芸術研究科 琉球古典音楽専修修了。
(一社)琉球伝統芸能デザイン研究室代表理事。沖縄県立芸術大学准教授。
琉球古典音楽の研究と教育を行っており、常に「伝統」と「革新」を意識している。
琉球舞踊 西村 綾乃(にしむら あやの)
南城市出身、沖縄県立芸術大学大学院音楽芸術研究科 琉球舞踊組踊専修修了。
沖縄県内外・海外での舞台活動と共に、後継者の育成を行う。
NHK BSプレミアム「美の壺」、県内企業CMモデルとしても活動している。