性別を問わない「琉球伝統芸能」のプロ育成や 琉球王朝時代に構築された「琉球伝統芸能」を次世代へ繋ぐべく、当法人ではSDGsの達成に向けた取組を進めて参ります。
琉球王朝時代の高貴な『うとぅいむち』(おもてなし)を甦らせることを理念に、これまでに無かった「琉球伝統芸能=宮廷芸能」だけにこだわり、少人数・小空間を基にした上質な琉球芸能を提供するための事業と人材育成を行う『一般社団法人 琉球伝統芸能デザイン研究室』を2019年4月設立いたしました。
コンセプトは「琉球伝統芸能の新しい“カタチとデザイン”=伝統と革新」であり、SDGsの達成に向けた取組を進めて参ります。
①性別を問わない「琉球伝統芸能のプロ」育成
琉球王朝時代 琉球芸能は「踊奉行(=国家公務員)」によって継承され、当時は全員宮廷士族の男性のみで構成されていましたが、廃藩置県以降は大衆芸能として女性も含む芸能役者が増えてきました。沖縄県立芸術大学が開学し、女子学生も琉球古典音楽や琉球古典舞踊等を修得しますが、卒業後の活躍の場が極端に限られています。琉球伝統芸能デザイン研究室では、少人数・小空間による上質のうとぅいむちを行いますので、性別に関係なく上演を実施することが可能です。
「4=質の高い教育をみんなに」
「5=ジェンダー平等を実現しよう」
②琉球王朝時代に構築された「琉球伝統芸能」を次世代へ繋ぐ
長寿地域『ブルーゾーン』である沖縄は、近年その形が変化しようとしています。琉球王朝時代にはごく普段の日常生活にあった「食・酒・芸能」。 凛とした上質なものであったと思われ、それらが2019年5月に認定された『日本遺産』「高貴なうとぅいむち」であり、現代における最新技術との融合なども含め これまでにないイノベーションが期待できます。 また「ぬちぐすい=命の薬」というべき、上質な食や芸術が人々に健康と福祉を提供することもできます。我々が設定する空間に来ていただくという演出だけでなく、福祉施設や教育現場等に出向くことも可能となります。 様々な団体とパートナーシップを結ぶことで国内だけでなく世界中から沖縄にお招きし、「高貴なうとぅいむち」を提供させていただきます。
「3=すべての人に健康と福祉を」
「9=産業と技術革新の基盤をつくろう」
「17=パートナーシップで目標を達成しよう」
予定している具体的な活動
・首里城破損瓦を活用した『Una-』プロジェクト
(世界遺産「玉陵」での琉球古典音楽パフォーマンス 等)
・琉球料理 「美榮」における琉球料理と琉球伝統芸能鑑賞会(日本遺産パッケージ)
・世界遺産「識名園」における 琉球伝統芸能鑑賞会
・県内外のラグジュアリーホテル/特別な小空間での上演
・県内外の福祉施設/教育現場での上演 等