首里城で開催された「新春の宴」に、演者会員の山内 昌也と内間 安希が出演。
新春を祝うに相応しい琉球古典音楽の演奏をさせていただき、新年を寿(ことほ)ぎました。
首里城火災の痛ましい出来事から約2カ月が過ぎる中、新年の幕開けを首里城公園で華やかに楽しんでいただくべく「首里城で迎える新春の慶び」として「新春の宴」が開催され、琉球古典音楽の演奏をさせていただきました。
会場となった下之御庭内系図座には海外を含め県内外から多くのお客様がおこしになり、熱心に聴いていただきました。
歌三線にスポットを当て、琉球古典音楽5曲を斉唱。
冒頭の「かぎやで風節」では「新玉の年に炭と昆布飾て心から姿若くなゆさ(新しい年に炭と昆布を飾って、新年の清らかな空気を感じて心から姿までも若くなるような気持ちである)」の歌詞を用いて、新しい年が希望に満ち溢れたものになるように願いを込めて歌わせていただきました。
快晴の元日、首里城には清らかな歌声が響き、聴く人の心にやすらぎを感じていただいた事と思います。
本公演は終了しています
公演詳細
新春の宴 -琉球芸能の宴(琉球古典音楽演奏)-
日時:令和2年1月1日(水) 13:00~13:30、15:00~15:30
場所:首里城公園 下之御庭 系図座・用物座
演目:
かぎやで風節
稲まづん節
作田節
ごえん節
揚作田節
出演:
山内 昌也(歌三線)
内間 安希(歌三線)